医療現場で急増?モンスターペイシェント

警察沙汰になる事も

日本人は礼節や感謝を忘れたのか、と言われる昨今、医療界にもモンスターペイシェントが増えています。

不特定多数を診察していれば、遭遇するリスクは当然高くなります。

モンスターペイシェントは生活保護の人たちに多い、と言うのが医療従事者の中では共通認識です。年齢は30~50歳代に多いと言われています。

インターネットが普及したことも、モンスターペイシェントが増えた誘因と言われています。

間違った知識を信じていたり、日本ではまだ数例しか行っていない治療法を求めて来て、「どうしてここではできないんだ」と怒り出す患者もいます。

2011年に私立大学病院医療安全推進連絡会議が病院職員3万人を対象に調査したところ、患者及び患者の家族から院内で暴力を受けたことがあるという回答が44.3%でした。

警察沙汰にすると、後日何度も警察署へ出向かないといけないなど何かと厄介なので、落ち着かせて帰って頂くようにしている病院が多いようです。

しかし、東京都内のある大学病院では、2004年から警察官のOBが院内暴力対策の専門職員として、院内を巡回しています。

医師や病院職員は余計な心配をせずに、診療に専念したいのです。

それが、患者さんが最も望む、「より良い医療」への近道なのです。

医療従事者と患者が、礼節や感謝を忘れてしまっては、医療は崩壊していくばかりです。